みなさん、こんにちは。
フードコーディネーターの吉田千佳です。
京都で、いつも野菜がある食卓を提案する「料理と暮らしBran※」を主宰しています。
今年のカレンダーも残り1枚。12月に入り、ようやく、冬らしくなってきましたね。
今秋も紅葉を観に来る国内外からの観光客で、11月の京都はごったがえしていました。
それと、わが家には中3の次男が来春高校受験を控えていまして、学校説明会・オープンキャンパス・模試など あちこち見て回ったり、面談などなど、とにかく落ち着かない1カ月でした。
受験の当日まで、母としては、体調管理(食管理)が一番の役割。そして、心のケアぐらいですかね。。。
みなさんは、朝食は、ごはん派ですか?パン派ですか?
わが家は、ここ数年、育ち盛りで、おいしさと、おなか持ちの良さから、ぐっとごはん派になりました。
特に、秋は新米がおいしくて、中3の次男は、特大サイズのお茶碗を買い求め、絶賛!食欲の秋。継続中です(笑)
中でも、この秋、次男が気に入ってた「ホタテとにんじんの炊き込みごはん」は、京都の教室でも大好評でした。
にんじんは風邪予防になるカロテンが豊富です。受験生にもピッタリでしょ?
ホタテのうまみとにんじんの栄養を吸ったお米を、バターでコクを足して仕上げます。
京野菜のせりをトッピングすることで、ほんのり苦みもあって、食が進みます。
みなさん、ごはんは何で炊いていますか?
炊飯器。鍋。土鍋。圧力鍋。ほか
私も、結婚当初の約20年前、お米は電気炊飯器で炊いていました。
ところが、新婚生活でのごはんがどうにもおいしくなくて、お米を変える。水を変える。炊飯器を買い替える。。。
いろいろ新米主婦なりに変えてみても、おいしくない。
そして、たどり着いたのが、鍋炊き。ステンレスの多層鍋で炊くことを知り、それ以来、炊飯器は持っていません。
さらに、20年という年月の間にごはん炊きのこだわりは強くなり、現在は、究極まで来てる自信があります!!
その方法は、
①農家さんから安心安全なお米を玄米で買う。
②ホーム精米機で毎日精米する。
③浄水で洗って、浄水に30分浸漬させる。
④伊賀の土で作られた土鍋を使って、ガスで炊く。
10年前には、こんなことしてる人はごく少数でしたが、自宅精米をしてる方はどんどん増えているみたいですね。
食への関心度が高まってきてる証拠だと私は感じています。
自宅で精米をし始めると、米ぬかがどんどんたまりますよね。
私は、その米ぬかを使って、ふりかけを作る教室を、ライフワークとして10年ほどやっています。
最近は、おうちに、ホーム精米機がある方も、珍しくなくなり、糠の活用ができる!と、ふりかけづくりは、今も人気なんですよ。
お米を炊くには、お米そのもの、洗う水、炊く水、炊く道具、熱源。
これがホンマに重要!
わが家は、なんとも贅沢な、究極の土鍋ごはん生活が当たり前になりました。
お気に入りの品種、農家さん、道具で、「おいしいごはん生活」をみつけてください。
今回は、お米と野菜を組み合わせた、炊き込みごはんレシピを紹介します。
もちろん、炊飯器でも炊けますよ。ホタテのうまみがお出汁になるごはんです。
ぜひ、トライしてみてくださいね。
【材料】3合炊き土鍋1回分
白米: 1.5合
もち米: 0.5合
ほたて: 小12~3個
にんじん: 1/2本
せり: 適宜
A
水:400cc
うすくちしょうゆ:大さじ2
酒:大さじ2
みりん:大さじ1
塩:2つまみ
バター:10g
白ごま:適宜
【作り方】
①白米ともち米を洗い、ザルで水を切り、計量したAのだしとともに土鍋に入れて、30分ほどつけておく。
②にんじんは、せん切りにしておく。
③ほたては、下味の塩と酒の水気をペーパーでふき取る。
④③のほたてをフライパンでサッと両面を焼き、Aを大さじ一杯程度、回しかけて、火を切る。
⑤土鍋に、米、Aを入れ、にんじんをのせた上に、ほたてを置き、フタをして、炊飯する。
⑥炊きあがったら、バターを入れて全体を混ぜ、せりと白ごまをふって完成。
過去の「鯛の野菜たっぷり和風カルパッチョ」「にんじんストック」「黒酢万能だれ」「さつまいもごはん」は、トライされましたか?
めっちゃ簡単で、リピしたくなる好評レシピなので、まだの方は、ぜひ、過去の記事からチェックして作ってみてください。