チームや組織を率いている女性リーダーの皆さん
こんにちは
Coaching Lab Tranquillaの横山です
今日は部下が後輩がミスした時こそ
相手を育てるチャンスだよ、というお話しをしたいと思います
例えばあなたの後輩がいつも注意していたのに
同じ失敗をしてしまいました
しかも先輩のあなたには相談せずに
進めていたので
あなたからすると
“勝手なことをして”
という印象を受けました
こんな時どうしますか?
もしかしたら
もう!
どうして勝手にやったのかしら、
仕事のルールってものを分かってない、
また次同じことをしないように
キツく注意しておかねば
そう思うかもしれませんよね
確かに危機管理的には必要ですし
事の重要度によってはこのような対応になってくるかもしれません
でもここで別の選択肢を選んでみませんか?
仮にこの時の後輩の行動に点数をつけたら
何点でしょうか
おそらく0点ではないでしょう
20点、、少なくても10点くらいあるかもしれない
という事は最低でも10点分なにかできていることがあったということになります
それは自分なりに考えて判断したということかもしれないし
周りの手を借りずに1人で頑張ってみようとしたことかもしれません
何かいい部分はあったはずです
その部分をまずは認めてあげることが大切です
もし全部を否定され、
0点と同じ扱いを受けたとしたら、この後輩は次からどういう行動に出るでしょう
コーチングとも親和性が高い行動分析学によると
人は、自分にとってデメリットになる行動を減らしていく
のだそうです
後輩がしてしまったミスには
おそらく好ましいことと好ましくないことが
混在しています
まずはそれを分けることが必要になります
さっきの点数化はそのために行ったのです
そして好ましいこと(この先もっと増やしたい行動)についてはやったことそのものを認めます
じゃあ好ましくないことはどうするか?
相手が自分で考えられるように問いかけをしてあげます
自分でやってみてどうだった?
あの場面でもし〇〇だったらどうなったと思う?
人は問われると自分の頭の中に答えを探しにいきます
それが “考える” ということなのです
相手を伸ばすには
これをセットでできるといいですね