旬の食材は美味しく、栄養価も高くなります。
旬の食材を取り入れて、健康づくりに役立てましょう。
●かぶ
かぶは別名「すずな」とも言われ、春の七草の
ひとつでもあります。白い根の部分は淡色野
菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類できます。
根の部分は炭水化物の消化を助けるジアスター
ゼやデンプンを分解するアミラーゼという酵素
が豊富に含まれ、胃腸の働きを活発にする作用
があります。葉の部分には、ビタミンA、B1、
B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維など豊富な
栄養素が含まれています。
●あさり
あさりの旬は、産卵を控えた春先と秋口に最も
身が肥える時期です。あさりには、鉄やビタミ
ンB12が豊富に含まれ、貧血気味の人や妊産婦
に最適な食材です。また、カルシウム、カリウ
ム、亜鉛などのミネラル、アミノ酸の一種であ
るタウリンなどが多く含まれています。タウリ
ンには、血圧を正常に保つ働き、貧血予防、
血中コレステロールの減少、肝臓機能の促進な
どの作用が認められています。