日本の死因の約3割が「がん」。
でも、そもそも「がん」って何でしょう?
人間の体が数十兆個の細胞で作られているけど、うっかりミスしてDNAをコピー。
それが「がん」です!
正常に働くはずの遺伝子は細胞の結合・分裂を行いますが、
異常な遺伝子は、ブレーキのない車のように暴走。
がんを抑制するはずの遺伝子も働かなくなり、細胞はどんどんがん化していきます。
でも、がん発生はどこから来るんでしょうか。
発がんイニシエーターが、細胞の遺伝子に傷をつけ、がん細胞のもとを作ります。
発がんプロモーターが、発がんを促進して増殖。
たばこを吸うと、発がんイニシエーターががん細胞のもとを作り
塩分の高い食事や、アルコールががん化をどんどん促進してます。
がんは、どこかから突然やってくるものではありません。
毎日の生活習慣の中で、少しずつ成長させているのは自分自身です!
がん化を抑えるには、
・食事
・運動
・睡眠
・ストレスのない生活
が大切になります。
がんの部位別の罹患数を見てみましょう。
1位:大腸がん
2位:肺がん
3位:胃がん
(平成28年国立がん研究センターがん罹患数予測)
肺がんの原因は喫煙。
胃がんの原因は食塩のとりすぎや辛い刺激物の食生活。
なんとなく、それぞれの部位の働きを見たらわかりますよね。
では、大腸はなぜ1位なんでしょう?
栄養素を吸収された食物は、大腸に送り込まれますが、
その中に発がん物質も含んだまま送り込まれます。
蓄えられる間に、発がん物質と腸壁が接触することでがんが発生します。
食物繊維の摂取が減ると、便の停滞する時間が長くなります。
大腸がんは、野菜を食べなくなって便が出にくくなることによって、
大腸内に停滞した発がん物質が引き起こす「がん」なんですね。
毎日の食生活によって起こるがんとして、誰にでも起こるのが大腸がんです。
食物繊維は大事です。
野菜を食べましょう!!